'\" t .\" @(#)klist.1 1.10 02/06/18 SMI; .\" Copyright 2003 Sun Microsystems, Inc. All rights reserved. .\" Copyright 2003 Sun Microsystems, Inc. Tous droits r?serv?s. .\" .TH klist 1 "18 June 2002" .SH "名前" klist \- Kerberos クレデンシャルキャッシュとキータブ内のエントリを表示します。 .LP .BR klist を使用すると、ユーザはローカルにあるクレデンシャルキャッシュと キーテーブル内のエントリを表示できます。 .SH "形式" .B klist [ .IR commands " ]" .SH "機能説明" .BR klist はローカルにあるクレデンシャルキャッシュとキーテーブル内のエントリを表示します。 ユーザが .BR kinit を使用してクレデンシャルキャッシュを変更したり、 .BR ktab を使用してキータブを変更した後、変更を確認する唯一の方法は、 .BR klist を使用してクレデンシャルキャッシュまたはキータブの内容を表示することです。 .BR klist は Kerberos データベースを変更しません。 .SH "コマンド" .B klist [ \-c [\-fe]] [ \-k [\-tK]] [ ] [ \-help ] .TP .BI \-c 表示したいクレデンシャルキャッシュのエントリを指定します。 .TP .BI \-k 表示したいキータブのエントリを指定します。 .TP .BI クレデンシャルキャッシュ名またはキータブ名を指定します。名前を指定しない場合、 クレデンシャルキャッシュ名またはキータブのデフォルト値が使用されます。 キャッシュとキータブのデフォルト値については、 .BR kinit のマニュアルページを参照してください。 .LP \-c オプションを指定した場合、クレデンシャルキャッシュ用のオプションは次のとおりです。 .TP .BI \-f クレデンシャルフラグを表示します。 .TP .BI \-e 暗号化タイプを表示します。 .LP \-k オプションを指定した場合、キータブ用のオプションは次のとおりです。 .TP .BI \-t キータブエントリのタイムスタンプを表示します。 .TP .BI \-K キータブエントリの DES キーを表示します。 .LP .TP .BI \-help ヘルプを表示します。 .SH "使用例" 指定したキーテーブルのエントリと、そのタイムスタンプと DES キー を表示します。 .LP .ft 3 .nf klist \-k \-t \-K FILE:/temp/mykrb5cc .fi .ft 1 .LP 指定したクレデンシャルキャッシュのエントリと、そのクレデンシャルフラグとアドレスリストを 表示します。 .LP .ft 3 .nf klist \-c \-f FILE:/temp/mykrb5cc .fi .ft 1 .LP